さいたま市 アスファルト防水の特徴について



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アスファルト防水について

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防水にも種類があり、それぞれの特徴や向き不向きがあります。
今回はアスファルト防水についてです!

アスファルト防水とは、シート状のルーフィング(合成繊維不織布にアスファルトを含ませコーティングさせたもの)を
貼り重ねて形成する工法です。防水層が厚く連続するので、水密性が高いのも特徴です。

・熱工法は、アスファルトを高熱で溶融し、シートを複数枚交互に積層します。密着工法と絶縁工法があります。
・トーチ工法は、シートの裏面と下地を、バーナーであぶり溶かしながら貼り付けます。密着工法と絶縁工法があります。
・常温工法は、液状のアスファルト材を用い、ルーフィングを複数枚交互に積層して貼り合わせます。接着工法と絶縁工法があります。

【 長 所 】
アスファルト防水の長所は、歴史が古く、いずれの工法も信頼性が高いところです。
アスファルトを染み込ませるので、防水性能を確保しやすく、コストもそれほどかかりません。
防水層が厚く連続するので、水密性が高いのも特徴です。
他の工法よりも耐用年数が長いので、メンテナンスの回数も減少させることができます。
最近では工法が改善され、工事中の臭いの発生も少なくなっています。

【 短 所 】
高熱で溶かす必要があるのでその際危険があり、工事中に臭いが発生します。
幾層も重ねた上にアスファルトを流す手間もかかるので、工事の手間が多くなります。
上を歩く場合、露出したままにはいかず、上に保護モルタルを貼る必要があります。そのため屋根が
重くなってしまうので、木造建築には向いていません。
また紫外線が当たると硬化して劣化していきます。それを防ぐために保護が必要になります。


アスファルト防水の他に、ウレタン防水、FRP防水、ゴムシート防水、塩ビ防水の記事もご覧下さい!!



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