塗替えの時、瓦は工事しなくて大丈夫なの?



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瓦はきれいなので工事しなくて大丈夫ですよね?
お客様からこんなお声をよく頂きます。
正解はNo!です。
瓦自体の劣化はなくても棟につまってる漆喰が劣化している場合があるからです。
もちろん、大丈夫な場合もありますけどね。

という事でさっそく瓦工事をご紹介します。

変換 ~ CIMG3020.jpg
このお客様は陶器瓦なので、汚れは多少ありますが、瓦そのものの劣化は見られないですね。
それでは一番高い部分の棟をみてみましょう!

廣野邸 棟瓦_200623_0004.jpg
ん?きれいにみえるけど、面戸(白い鉄板)が取り付けてありますね。
続いて隅棟を見てみましょう!

棟瓦_200623_0001.jpg
ありゃりゃ。これはダイブキテマスね。表面の漆喰がはがれ、中の土がボロボロと落ちている様子。
なるほど。前回外装を工事した業者が大棟にのみ面戸を取り付けたのですね。
しかし、それでは応急処置に過ぎず面戸をとれば、土がボロボロと落ちてきます。
その上、築30年以上なので、棟瓦を銅線でくくって留めているだけの弱い固定工法になっていました。( ゚Д゚)

200623_0008.jpg
これでは大地震が来た時に棟瓦ごと落っこちてしまうことだってありえます。
現在の耐震基準である、耐震棟金具を取り付け強固にビス留めしてあげる提案をし、お客様にご理解を頂きました。
これを棟取り直し工事といいます。('ω')ノ

それでは工事開始です。
まずは既存棟瓦を取り外し、漆喰と土を解体します。

大工瓦_200714_8.jpg

続いてY字型の耐震棟金具を適切な910ピッチで取り付けます。

DSC12N2931.JPG

取り付けた耐震棟金具に垂木を固定します。

DSCN244926.JPG

垂木廻りに「強化メンド」を充填していきます。

DSCN552927.JPG
黒い土が「強化メンド」です。シリコン入り撥水材なので水に強いのが特徴です。('ω')ノ

垂木が埋まるまで詰め込み固めていきます。

DSCN2933.JPG

垂木の天端にルーフィング(防水紙)を張ります。

DSCN2934.JPG

外した棟瓦を戻し、専用ビスで垂木に固定します。

DSCN2929.JPG
瓦用のパッキン付き専用ビスです!('ω')ノ

全ての棟瓦を固定して完了です。

DSCN295536.JPG

DSCN2937.JPG

最後に泥をふき取って終了~( `ー´)ノ

邸完了_200722_3.jpg

廣野邸完了_200722_4.jpg

これで大雨や地震が来ても安心ですね。
お客様には写真と共にしっかりと説明致しました。('ω')ノ
雨仕舞処理さえきちっとすれば、瓦はずーっと持ちますよ♪

雨漏り対策は屋根から!とくに一番高い所が重要だと私は考えます。(; ・`д・´)
屋根材も多種多様あり、現況に合った工事が必要になりますのでご注意を。

まずはお気軽にご相談ください。


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