さいたま市 屋根外壁塗装に加え、雨樋の不具合やドーマからの雨漏りも解決(∩´∀`)∩
【施工計画】 当初は、屋根・外壁の塗装のみで計画しておりましたが、追加工事として、ドーマ部(鳩小屋)からの雨漏りや、勾配不良になっていた軒樋も併せて改修することで、先々安心に過ごせる住まいにすることができました。 屋根はシリコン、外壁はラジカルグレードの塗料を採用し、10~15年の耐候性が期待できます。 また、外壁の板間はシーリングを打ち替えました。 屋根ドーマ部(鳩小屋)からの雨漏りは、外壁から屋根にかけてGL鋼板を増し張にし、雨漏りを防ぐだけではなく長年の雨水の浸食により劣化したドーマの外壁部分も長期的に守る施策に。 また、大棟からの雨漏りも過去に発生していたことから、ドーマと大棟の取り合いも棟の交換も行いました。 山折れ屋根(マンサード)になっている正面側の大屋根からの落雪により、2階の軒樋が勾配不良になっていたため軒樋を架け替えました。 既存の軒樋は吊り具の間隔が600ピッチでしたが、455ピッチに間隔を狭めより強さをもたせました。 積雪にも強く耐荷重性のあるスチール芯の雨樋を採用し、軒樋と雪止めをSUS番線で繋ぎさらなる落雪補強も。 |
施工データ
屋根 外壁 附帯部 シーリング 雨樋 ドーマ 棟板金 |
屋根塗装 外壁塗装 附帯部塗装 シーリング工事 軒樋一部架け替え ドーマ板金工事 棟板金工事 |
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水系ナノシリコン-RN(セージグリーン) パーフェクトトップ(ND-460) 1液ファインシリコンセラUV(N-80) ボンド変成シリコンコーク ノンブリードLM スチール芯雨樋 GL鋼板 |
令和4年10月~約3週間 |
全景 |
全景 | 玄関廻り |
屋根 | 屋根 | 屋根 |
シーリング | 外壁 | 附帯部 |
足場を架設し、飛散防止ネットを張ります。 | 屋根の高圧洗浄~ | 外壁の高圧洗浄~ |
玄関前タイルの高圧洗浄~ | 既存のジョイントシーリングを撤去します。 | 撤去したシーリングです。産廃します。 |
材料 ボンド変成シリコンコーク ノンブリードLM |
養生をして、ジョイントにプライマーを塗布します。 | ジョイントシーリングを打ち替えます。 ボンド変成シリコンコーク ノンブリードLM |
充填・均したら養生を撤去し、乾燥期間を設けます。 | 材料 シリコーンシーラント(クリア) |
サッシ廻りのパッキンが緩んでいるところをシーリング補修します。 シリコーンシーラント(クリア) |
ドーマ窓廻りは雨漏りの心配があったためシーリング処理しました。 シリコーンシーラント(クリア) |
材料 水系パワーシーラーⅡ(透明) 水系ナノシリコン-RN(セージグリーン) パーフェクトフィラー(ホワイト) パーフェクトトップ(ND-460) エスパーワンエース(白さび色) サビカットⅡ(グレー) |
屋根の下塗り~ 水系パワーシーラーⅡ(透明) |
屋根の中塗り~ 水系ナノシリコン-RN(セージグリーン) |
屋根の上塗り~ 水系ナノシリコン-RN(セージグリーン) |
屋根塗装が完了しました! |
外壁の下塗り~ パーフェクトフィラー(ホワイト) |
外壁の中塗り~ パーフェクトトップ(ND-460) |
外壁・軒天の上塗り~ パーフェクトトップ(ND-460) |
外壁・軒天の塗装が完了しました! | 材料 1液ファインシリコンセラUV(N-80) |
破風塗装~ 1液ファインシリコンセラUV(N-80) |
軒樋塗装~ 1液ファインシリコンセラUV(N-80) |
縦樋塗装~ 1液ファインシリコンセラUV(N-80) |
シャッターBOXへ錆止め塗布~ エスパーワンエース(白さび色) |
シャッターBOX塗装~ 1液ファインシリコンセラUV(N-80) |
出窓屋根へ錆止め塗布~ サビカットⅡ(グレー) |
材料 1液ファインシリコンセラUV(23-255) |
出窓屋根塗装~ 1液ファインシリコンセラUV(23-255) |
材料 1液ファインウレタンU100(42-50L) |
ポスト塗装~ 1液ファインウレタンU100(42-50L) |
ドーマ部分と大棟から雨漏りが発生しており、既存の棟を撤去し、新たな棟と交換し補強します。 | ドーマ部分の外壁は長年の雨水により劣化が進んでいました。 通常、外壁にかぶさるようにケラバを施工し止水されてるわけですが、反対になっており雨漏りをおこしていました。 GL鋼板を増し張りし長期的に守る施策です。 |
ドーマ部分の外壁部分を、GL鋼板で上から覆います。 |
大棟とドーマの取り合いです。 | ケミカル面戸を詰めて隙間を埋めます。 | 大棟を戻します。この時、大棟とドーマ棟の取り合いに板金をかませます。 |
茶色の板金がかませた部分です。 取り合いをシール処理し、止水します。 |
ドーマ棟を新たにGL鋼板棟に交換し、留め付けます。 | 取り合いにさらに板金を被せて留め付けます。 |
端部とビス山をシーリング処理します。 | シーリング処理完了です。 | GL鋼板を増し張りした外壁部分の上からケラバを取り付け、棟包みを被せます。 |
ドーマ窓と外壁板金部分の取り合いをシーリング処理します。 | シーリング処理完了です。 |
続いて、軒樋の交換です。 山折れ屋根(マンサード)になっているため、積雪の付加がもろにかかり勾配不良になっていました。 既存の雨樋と吊り金具を撤去します。 |
新たに吊り金具を設置します。 既存の吊り金具は600ピッチで設置されていましたが、より強度をもたせるため今回は455ピッチで設置しました。 |
勾配調整をします。 |
新軒樋を取り付けます。 積雪にも強く耐荷重性のある、スチール芯の雨樋を採用しました。 |
集水器と既存の竪樋を、エルボと呼樋でつなぎます。 | 破風についた既存の吊り金具のビス穴をパテ処理で埋めます。 |
破風を塗装します。 | SUS番線で軒樋と雪止めを繋ぎ、さらなる積雪補強を行い完了です。 |
ボロボロになってしまっている網戸がありました。 | 網戸を張り替え、戻します。 | エアコンホースに保護テープを巻き直し、全行程完了です! |
当初は屋根と外壁の塗装のみのご要望でしたが、雨樋の不具合や雨漏りのご相談を頂き、追加で雨樋の架け替えとドーマ板金施工、棟包み交換もご提案させていただきました! | 屋根塗装は、特殊骨材配合の水系ナノシリコン-RNで再生工法塗装です。 山折れ屋根(マンサード)部分の軒樋と雪止めを繋ぐSUS番線は積雪による負荷への補強です。 |
外壁はラジカル制御型のパーフェクトトップで! 標準色のND-460は薄いオレンジ色で、ベージュ系よりも華やかでいいですね(*'▽') |
細かな不具合も一緒に解決し、先々安心に過ごせる住まいになりました! |