【川口市】輸入住宅の木部塗装|外壁・木製サッシ・バルコニー手摺で塗料を使い分けた理由
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埼玉県川口市に建つ、築22年の北欧住宅。
赤い木製外壁に白い木製窓(木製サッシ)、木製バルコニーが印象的なお住まいで、今回、築22年を迎えて初めて外装の塗り替えを行いました。
今回のポイントは、同じ「木」でも、使われている場所や仕上がり、今後のメンテナンスまで考えて塗料を使い分けたことです。
杉板外壁と木製サッシには造膜タイプの「キシラデコール コンゾラン」、バルコニーの木製手摺には浸透性の高い半造膜タイプの「セトールHLSe」を採用しました。
この記事では、実際の施工をもとに、それぞれの木部にどのような考えで塗料を選んだのかをご紹介します。
施工概要
| 施工地域 | 埼玉県川口市 |
| 築年数 | 築22年 |
| 施工前の状態 | 鎧張り杉板外壁の色あせ・板の浮き/木製サッシの色あせ |
| 施工内容 | 木部塗装・屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装・シーリング工事 |
| 工期 | 約7週間 |
| 部位別の木部塗料 | ・杉板外壁:キシラデコール コンゾラン ・木製サッシ:キシラデコール コンゾラン ・バルコニー木製手摺:シッケンズ セトールHLSe |
塗る前に、まず直す。鎧張りの杉板外壁の浮きを補修

施工前の鎧張りの杉板外壁には、長年の雨や紫外線による色あせに加え、一部で板の浮きが見られました。
そのまま上から塗装するのではなく、浮きのある箇所を釘で固定し、木部の状態を整えてから塗装工程へ進みました。
木製外壁と木製サッシには、造膜タイプの「キシラデコール コンゾラン」

鎧張りの杉板外壁と白い木製サッシには、造膜タイプの「キシラデコール コンゾラン」を使用しました。コンゾランは木材表面を塗膜で保護し、色つきが良く、古材でも明るく仕上げやすい木材保護塗料です。
色については、施主様が既存の赤と白の組み合わせを気に入られていたため、もともとの雰囲気を活かして仕上げました。
また、赤い外壁は当初2回塗りを予定していましたが、実際に施工すると色ムラが目立ったため、仕上がりを確認したうえで3回塗りへ変更しています。

バルコニーの木製手摺には、浸透性の高い半造膜タイプ「セトールHLSe」

バルコニーの木製手摺には、外壁や木製サッシとは異なるシッケンズ「セトールHLSe」を使用しました。
セトールHLSeは、木材への浸透性が高く、木目を活かして仕上げられる半造膜タイプの木材保護塗料です。
バルコニーの手摺は雨や紫外線を受けやすい一方で、比較的手が届きやすく、定期的に状態を確認しながらメンテナンスしやすい場所でもあります。
そこで今回は、木目を活かした仕上がりと、今後も定期的に手を入れていくことを見据えてセトールHLSeを選びました。
今回の工事では、
杉板外壁・木製サッシ: 造膜タイプ「キシラデコール コンゾラン」
バルコニーの木製手摺: 浸透性の高い半造膜タイプ「セトールHLSe」
と、同じ住宅の木部でも、仕上がり・使われる場所・今後のメンテナンスを踏まえて塗料を使い分けています。

赤と白の外観を活かした仕上がりへ

塗り替え後は、赤い杉板外壁と白い木製サッシのコントラストが再びはっきりし、施主様が気に入られていた既存の色合いを活かした仕上がりになりました。
今回は外装工事で足場を架けるタイミングに合わせ、屋根・破風・雨どいなどについても必要なメンテナンスを行っています。
まとめ|同じ「木」でも、場所に合わせて塗料を選ぶ
木部のメンテナンスでは、「木だからすべて同じ塗料」と考えるのではなく、木部の状態・仕上げ方・使われる場所・今後どのように手を入れていくかまで考えることが大切です。
今回の住宅では、鎧張りの杉板外壁の浮きを補修したうえで、外壁・木製サッシにはコンゾラン、バルコニーの木製手摺にはセトールHLSeを使用しました。
同じ建物の木部でも、それぞれに合った方法で手を入れていく。
今回の工事は、木を多く使った輸入住宅を長く楽しんでいくための、塗料選び・メンテナンスの一例です。
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